一切皆苦は悲しいことなのか?

最近、とあるお坊さんが書いた本を読んでいて思ったこと。
一切皆苦」って、確かにそうだよなあと・・・

その本のamazonのレビューを見ていると、「せっかく毎日楽しく生きているのに、一切皆苦なんて言ってくれるな、不快だ!」みたいなコメントもあって、受け取り方は本当、人それぞれなんだなあとも思いつつ。

毎日楽しく生きるってことも、楽しくいなくちゃ、という縛りが生まれた段階でそのこと自体が「苦」だってことだもんね。

どれだけ嬉しくて楽しくて幸せなことでも、その事象に縛られて、囚われてしまうということが「苦」なんだね。

だからこそ、周囲の何事にも心動かされず、誰の心もむやみやたらと動かしてしまわないように、おだやかに、安らかにある、ということが「苦」を消し去る手段ということになっているんだなあと・・・

浮き沈みの激しい波乱万丈の人生の方が飽きが来なくていいよ、なんて考え方もあるけれど、そうやって刺激にドライブされて生きていくということ自体が、自分自身を自分のコントロール下に置けていけない、何よりの証拠なんだろうね。

その瞬間、その瞬間、与えられる刺激を感じて楽しむのはいいけれど、振り回されては元も子もない。

自分の心や感情は野生の野放しの獣だというぐらいの気持ちで、根気良く手なづける訓練をしていきたいね。

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